ネズミ「君たちは、自分のことをどのくらい知っているかな?」 ウサギ「ええ?自分のことなら、何だって知っているよ」 ネコ「自分のことなんて、よくわからない」

 

あなたは自分のことをどのくらい知っていますか?

「自分のことをどれくらい知っているか?」というねずみさんの問いに対し、
ねこちゃんは、「自分のことはよくわからない」と答えています。
一方、うさぎさんは、「自分のことはなんでも知っている」と言っています。

さて、あなたは自分のことをどれくらい知っていますか?

多くの人が「自分のことは、自分が一番よく知っている」と思っています。
でも、どうでしょう?
そう思いこんでいただけだった” と、思い知らされることがあるのではないでしょうか。

実は、自分のことは自分が一番わかっていない・・・それが現実です。

なぜなら、自分自身は余りにも身近な存在だけに、客観的に見ることができないからです。

どうしたら、自分のことがわかるの?

私たちは、自分の顔が丸いか細長いか、また目が二重か一重かというような外見的なことは、鏡を見れば一目瞭然です。
しかし、内面的なことは、いくら鏡を見てもわかりません。

では、自分の内面を知るためにはどうしたらよいでしょうか。

自分の心の中をのぞいてみよう‼

一つの方法としては、他者を自分の鏡として、言い換えれば、日常生活での他者との関わりをとおして自分で自分の心の内側を見ていく方法があります。
それは、自分を知るための第一歩となります。

”自分で自分の心の中をのぞいてみるなんて…”と思うかも知れませんが、
自分がいつもどのような思いで言葉を発し、行動しているか(自分のモノサシに気づく)
また、そのときの感情や、相手に対する思いはどうだったのか(人によって感じ方に違いがある)
など、自分で思っている以上に、これまで知らなかった自分が浮かび上がってきます。

現在の自分を知り、それを受け止めることができると、次第に客観的に自分を見ることができるようになります。
さらには、自分の生き方の軌道修正をすることも可能となります。

興味・関心のある方はお問い合わせください。