大寒

大寒_1  大寒_2

 

また厳しい寒さがやってきた。
「大寒だから当たり前か!」とわかっていても、やはり厳しい寒さには参ってしまう。

大寒は二十四節気の最終節にあたり、最も寒い時期といわれる。
そして、次にやってくる立春が1番目となる。
旧暦のころは、立春の前日の豆まき(節分)が大晦日に当たり、立春が新しい年の始まりだった。

二十四節気はさらに3つに分けられ、七十二候となる。
大寒は次の3つになる。簡単に記すと、
初候:款冬華(ふきのはなさく)→ふきのとうが顔を出し始めるころ。
次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)→沢に氷が厚く張りつめるころ。
末候:鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)→鶏が鳥屋(とや)に入って卵を産み始めるころ。

この寒さを通り過ぎると、あとは春に向かっていくだけ。
とは言っても、近年の気象状況はジェットコースターのように気温が変化する。
突然、暑くなったり寒くなったり…。

なかなか暦どおりにはいかない。

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