懐かしいもの発見

自室のクローゼットの一番上の棚には、普段開けることのないものが入っている。
クローゼット内は定期的に整理整頓しているが、その棚だけはほとんどスルー。
椅子を使わないと届かないからだ。

今日は、普段まったく気になっていなかったものが目にとまったため、椅子を持ってきて下ろしてみた。
開いてみると、羽織だった。
裄丈が短いので、おそらく母のものだろう。
リメイク用に母から譲り受けた着物は、みんな別の所に保管してある。
なぜこれだけがここに?と思いながら隣を見ると、懐かしいものを発見。

一つは、私が高校生時代に編んだレース編み。
高校生のころ、定期試験が近づき勉強していると、なぜかレース編みをしたくなっった。
暫く手を動かしていると、その後は集中して勉強できた。
そんな感じで編んでいたので、仕上がるまではずいぶん時間がかかっている。
それを、母が実家の蔵に保管してくれてあり、ずいぶん前に持ってきてあったのだ。
すっかり忘れていた。

レース編み

 

もう一つは、自作の可愛いバッグ。
長男の育児中に作ったものなので、何十年も前のものだ。
育児のため家庭に入っていたころ、袋物工芸を学んでいて1級の資格まで取った。
その課程での作品だ。
その後も、洋装・和装のいろんな種類のバッグを作ったが、ほとんどプレゼントしてしまい、手元に残ったのはこの1点。

手作りバッグ

懐かしい手作り作品を見て、なんとなくホッコリした気持ちになった。

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