夏休み最後の日

夏休みも、今日が最終日。
「宿題が、まだ終わってないよ~」
「あんなにいっぱいお休みがあったのに、どうしてやらなかったの?
 だから、早くやっておきなさいと言っていたのに・・・」
「だって~」
こんな会話をしている家庭が多いんじゃないかな?と想像してしまう。
私にも、小学校1年生の時のにが~い思い出がある。
当時、夏休み帳はきちんとやっていたが、絵日記帳がほとんど手つかず状態。
今のように2~3枚書(描)けばよいというものではなく、「帳」がつくだけに毎日かかなければならない。
ところが、親は仕事で忙しく、どこかに連れて行ってもらえる訳ではない。
書くことがないのだ。
(当時はそう思いこんでいた)
「今度○○に連れて行くよ」
と言われても、連れて行ってもらえた試しがない。
(これって、結構トラウマになっていたんだよね)
姉2人に手伝ってもらい、何とか絵日記帳を埋めていったが、さすがに親も気の毒に思ったのか、最後の日に温泉に連れて行ってくれた。
そこで、初めて書(描)くことができたような気がした。
今なら花1輪見ても、空の雲1つみても全てが材料となるが、小1の私には何もかけなかった。
今となっては、懐かしい思い出だけど・・・。

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