太陽の有り難さ
昨年12月から始まった大規模修繕工事。
建物がすっぽりネットで覆われ、外界がぼやけて見える。
ベランダの使用不可の日も多く、洗濯物干しには大変支障をきたしている。
それはまあ仕方がないか!と諦めていたが、数日前から窓に張り付くほど間近にビニールが貼られ、外が見えなくなってしまった。
ペンキの塗り替えなどのため、ベランダに出られないようにしているのだ。
それでも、晴天の日はビニール越しの明るさがあるのでまだ良いが、曇天時や夕方も早くから電気をつけなければならない。
明かりをともすと室内が丸見えになるので、厚いカーテンを閉めるからだ。
午前中から夜のようだ。
冬の日中は室内に陽が入るため温室さながら、暖房は全く不要な日々だった。
ところが、今冬はすっかり変わってしまった。
電気代高騰により節電が叫ばれているにもかかわらず、むしろこれまで以上に電気を使わなければならない。
まあ、それも仕方がないか…。
とは言え、太陽が出ているにもかかわらず、穴倉に入ったような生活は早く終わって欲しい。
太陽の有り難さを痛切に感じる。