心に響く詩

「雨も降らず、風も吹かず、足元の悪い中をお越しくださいましてありがとうございます」
ことばは正確ではないかも知れませんが、おおむねこのような内容のことばで、
『小椋佳 生前葬コンサート』が開演しました。
4日目、最終日の今日は敬老の日。
会場に入る人たちの様子を楽屋のモニターで見てのことばだったようですが、確かに、見るからにほぼ中高年の観客でした。
生前葬コンサートでは、数ある作品の中から今までステージで歌ったことのない曲100曲を選び、1日25曲ずつ4日間で歌われました。
総じて馴染みのない曲が多かったのですが、心に響く詩が幾つもありました。
また、トークもなかなか面白可笑しく(しんみりしたり笑ったり)、瞬く間に時が過ぎていきました。

*   *   *

歌詞の一節より

あなたが美しいのは 愛されようとする時でなく
あなたが美しいのは ただ愛そうとする時

あなたが素晴らしいのは 愛されようとする時でなく
あなたが素晴らしいのは ただ生きようとする時