台風北上中のコンサート

台風18号による未明からの強風雨も昼前に静まり、電車も間引き運転ながらも運行していたので、恒例の午後のコンサートに行ってきた。
アルベルト・ゼッダ氏指揮によるイタリア・オペラの名曲集の予定だったが、体調不良で来日不可能となったため、ジュゼッペ・サッバティーニ氏に指揮が代わった。
ジュゼッペ・サッバティーニ氏は、コントラバス奏者→テノール歌手→指揮者という経歴を持つ。
ソプラノ&ナビゲーターは、日比野幸さん。
悪天候の影響か、半分くらいしか席が埋まらないなかでの開演となった。
あまりの空席の多さに、なぜか指揮者や東フィルの方々に申し訳ないような気がしてならなかった。
コンサート当日にアクシデントが生じることなど、決して珍しいことではないと思うのだが・・・。
1曲終わるごとに拍手喝采だったが、特にアンコールに応えてのソプラノ(日比野さん)&テノール(ジュゼッペ・サッバティーニ氏)の歌声には、割れんばかりの拍手が惜しみなく送られた。
きっと、皆さんが「今日は来てよかった!」と思いつつ、帰路につかれたことと思う。

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