「命が喜ぶ生き方」

ご存知の方も多いと思いますが、全国で「命の授業」という講演を行っている塚越勇人さんのインタビュー記事の一部(要約)です。

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塚越さんは中学校体育教師をしていたある日、スキーの転倒事故で首から下が全く動かなくなる重傷を負いますが、生き方の変革により奇跡的に社会復帰を果たしました。
その後教職を辞し、ご自身の体験をもとに「命の授業」と題して、全国で講演を行っています。
その講演内容の一つになっているのが「五つの誓い」です。
「五つの誓い」は、事故から社会復帰するまでの体験をもとに、自分の命に対しても、他人様の命に対しても、「命が喜ぶ生き方をしよう」と決意し、その実践のために立てたもの。

  • 口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
  • 耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
  • 目は人のよいところを見るために使おう
  • 手足は人を助けるために使おう
  • 心は人の痛みがわかるために使おう

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当たり前のことで簡単そうですが、大人でもなかなかできないことです。
子ども社会だけでなく大人社会でもまかり通っているいじめ。
自他の命を軽視した行為。
一人ひとりがちょっと意識を変えて「命が喜ぶ生き方」ができたら、きっと世の中も変わるのでしょうね。

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