「・・だから、ゴミを捨てないで下さい」

アイちゃんから、「総合学習の報告会があるので来て下さい」という招待状を貰ってあったので、午前中行ってみました。
ここ橋本を流れる境川の水や生き物、周辺の植物などを通して、小学生なりに環境問題を考えた学習でした。
大きく川・水グループ、生き物グループ、植物グループなどに分かれ、さらに各グループが幾つかの小グループに別れ、それぞれの小グループが学習の成果を発表し合いました。
境川は源流と上流とではかなり水質が違うこと、魚のこと、川周辺の花のことなど、子どもたちはこの学習を通し、ゴミの問題、植物や生き物を大切にすること、外来種の植物があることなどなど、いろいろ学んだようです。
最後には、どのグループも「だから、ゴミを捨てないで下さい」「花を抜いて行かないで下さい」と訴えていました。
ゴミを不法投棄したり植物を勝手に抜いていってしまう大人の姿を見て子どもが真似をしないよう、また、日頃の生活の中で子どもの鏡となるよう、大人が真剣にゴミ問題やモラル・道徳について考えていかなければならないと改めて感じました。
この総合学習の報告会の前、学校から帰って来たアイちゃんが、とても機嫌が悪かったことがあったそうです。
母親が不機嫌の理由を聞いても「なんでもない」と言いながら、不機嫌であるのは目に見えている。
翌日になってやっと話してくれたところによると、報告会の台本を作ることになったが、みな口々に自分勝手なことばかり言っていて、誰も書こうとしない。
結局アイちゃんが持ち帰り、一人で台本を書くことになったそうです。
大人社会でも、自分では何もせず言いたいことばかり言っている、ということはよくあります。
このような大人社会の反映でしょうか。

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