片付け術

この時期なると、“暮れのお掃除”のCMや雑誌記事が多くなってきます。
ここ数年話題になっているのは、ヨガの行法哲学(仏教ではなかった)「断行・捨行・離行」を元に生まれたという『断捨離』片付け術。
「断」→ 入ってくる要らないものを絶つこと。
「捨」→ 不要なものを手放すこと。
「離」→ ものへの執着から離れた清々しい状態のこと。
その基本作業は、ただ一つ。
ものを捨てるという、いたってシンプルなことです。
この断捨離を実行することで、部屋が目に見えてすっきりし、気持ちが晴れて元気になる人が増えているとか。
目に見えない執着を手放すには、目に見えるものを手放していくことが必要なのですね。
つまり、断捨離とは単なる片付け術ではなく、ものを通して自分と向き合い、心地よく生きるための実践法でもあるわけです。
私も、いつも片付けのことを言ってきました。
家の中の不要なものを手放し、整理整頓することは、自分の心の中もすっきりする・・・と。
何か買いたいもの、ほしいものがある時は、自分にとって本当に必要なものかどうかを考える。
必要なものとほしいものは違う、ということを知る。
こうして生活してきたので、かなりすっきりしているとは思うのですが、手放してよいものが、まだまだたくさんあります。
この年代からか?「もったいない」がどうしても先に立ってしまうのですね。
でも、年末までには、もっと思い切って整理する予定です。

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