人としてどうであるか・・・

数日前に届いた市販されていない眠り薬を、電車の中で開いた。
眠り薬?
いやいや、電車の中ですぐ眠くなるための本なのだが、我が家では出かける時に持参する本を、総称して「眠り薬」と言っている。
さて、その眠り薬を開くと、昨日何気なくつけたテレビに出ていた女優さんが、ゲストとして載っていた。
その記事を読んでいくと、10代から芸能活動をしてきた彼女に、親が「芸能人としてではなく、人としてどうであるか」ということを常に言ってきたそうだ。
<う~ん、そうなんだよね。そこが大事なんだよね>
そう思っていると相棒が、「ここを読んでご覧」と言いたそうに、自分の読んでいた本の一部に指をさした。
覗き込んで読んでみると、最近企業等が抱える問題として、
「ココミュニケーションがとれない」
「組織の理論を理解しない」
など、「社会性の欠如」に頭を抱えているという。
社会人の基本とも言うべき「社会性」が問われているようだ。
数日前、我が家でもあることから、最近は社会人としての基本である社会性に欠ける人が多い、という話しをしていたばかりだ。
どこの世界(業種といったらよいのか)でも、今「社会性」あるいは「人としてどうあるべきか」が問われている時のようだ。
私自身も、常々これと同じことを言ったり書いたりしているのだが、このように思うのは、私自身が歳を重ねてきた証なのか。

前の記事

目的地

次の記事

ふつう