立春を過ぎて

3日は節分。
節分というと、柊の枝に鰯を刺して玄関口に飾り、どこの家でも競うように大きな声で豆まきをしていましたが、最近ではほとんど「福は内」という大きな声が聞こえてこなくなりました。
スーパーなどでは、さまざまな種類の豆製品やのり巻き(恵方巻き)などが並んでいましたが、近年はこうした行事も商業ベースに乗せられている、踊らされているといった感がします。
そういえば、「福は内、鬼は外」も、最近は「福は内」だけに変わってきているようです。
4日は立春。
暦上の「春」で、例年は「春は名のみの・・・」ということばがぴったりですが、今冬は暖冬で、梅の花や寒桜などの開花が例年になく早く告げられ、本当にすぐそこまで春がやってきているような感じです。
この先も、「春は名のみの・・・」ということばが無縁のものになるのかこれから使うことになるのか、天のみぞ知るといったところでしょうか。
ところで、梅の花と桜の花の違いはなんですか?と問われた時、どのように答えますか?
先日このような質問をされた時、<花びらは・・・? 落ちる時は・・・? 匂いは・・・?>などなど、はたと考えました。
梅はほころび、桜は咲く。
梅の花は最後の花がほころぶまで散らないが、桜の花は他の花が咲かなくても散ってしまう。
桜の花のほうが自分勝手だと言うのです。
梅と桜の花の違いをこのように説明されて、なるほど・・・と妙に納得してしまいました。

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