生きる力

生きていく上で、その人にとって力となるものがある。
家族であったり、何かのことばであったり、思い出であったり・・・。
大概はプラスの部類に入るもの(こと)が多いと思うが、中には他者への恨みつらみ、憎しみが、その人の生きる力になっているのではないかと思うことがある。
楽しかったことを話している時より、自分がどれだけ悔しい思いをしているか、どれだけひどい目に遭っているかということを話している時の方が、はるかに生き生きとしているのだ。
悔しいこと、嫌なことに心がとらわれ、どうしても手放すことができないらしい。
それらを手放すことができたら、どれほどか自由な心になれるだろうに・・・。
それが生きる力になっているのであれば、なんと悲しいことだろう。
明るい、あたたかい、自由な心を取り戻してほしいな・・・。
  

前の記事

見たいものを見る

次の記事

夏休みの宿題