本質を見失わない

人は、物事の表面だけを見て、何らかの結果だけを見て、あるいは文章の字面だけを追って、自分の都合のよいように、勝手に判断・評価するといったことが多々あります。
つまり、目の前のこと・目の前のものだけに囚われて一喜一憂し、物事の本質を、真実を見る目を失くしてしまっているのです。
これは何を伝えようとしているのだろうか、
この文章の行間には、どのような意味が込められているのだろうか、
この人は何を訴えようとしているのだろうか、
といったような、見えない部分を見ようとしない、聞こうとしない傾向があります。
例えどのようなことがあっても、どのような状況に置かれても、芯は揺るがずに、物事の本質を見失わずに見極め、振り回されることなく、日々の生活を送っていくことができるような精神力を身につけていきたいものです。

前の記事

道徳教育はどこで?

次の記事

2006/2月のメッセージ