大人の認識はいかに?

先日参加したwebセミナーで、最近よく耳にする「ハブる、ハブられる」「同調圧力」といったテーマが取り上げられた。

昔風に言うなら、「無視する、無視される」あるいは「仲間はずれにする」「仲間はずれになる」、「いじめる」「いじめられる」といったようなことだろうか。
そして、それらを ”する側” の同調圧力により、我が意に反してその仲間となってしまう…ということ?

このようなことは、昔からあったとは思う。
だが、今のように陰湿なものではなかった。
子供社会では、誰かが誰かにいじめられていると、必ずお助けマンが現れる。
普段は”ガキ大将”と呼ばれている男の子。
なぜか上手く仲を取り持ち、みんなで一緒に遊ぶようになる。
”ガキ大将=ヒーロー” となる。

大人社会でも今ほど酷くはないが、村八分的なこともあったように思う。
だが、同じ組内で何かがあると、全戸一致団結でそのことに対処していた。

今はどうだろうか?
そもそも、大人社会でのいじめが酷く、それを見て育った子供への影響は計り知れない。
いくら子供に「いじめはやめましょう!」などと言っても、大人社会からなくならないものが子供社会からなくなるものではない。
大人は、そのことをどれだけ認識しているのか? 問われるところだ。