幻だった”最短の梅雨”

昨日、気象庁から今年の梅雨入り、梅雨明けについての確定発表があった。

当初、関東では6月6日梅雨入り、6月27日に「梅雨明けしたとみられる」と発表していた。
「過去最速の梅雨明け」と言われていたが、実は違ったのだ。

6月末から猛暑日が続き、その後も晴天が予想されたが、7月中旬から下旬は曇りや雨となった。
そこで、見直しがおこなわれた結果、関東の梅雨明けは1ヶ月近く遅い7月23日頃となった。

この要因となったのは、この時期北に蛇行する偏西風が、予測に反して南へ蛇行したためという。
そのことを、気象庁が予測できなかったようだ。

結果的に、例年よりやや遅めの梅雨明けということになるのかな?

6月に梅雨明け発表があったとき「蝉が鳴かない」と書いていた。
そして、7月23日朝、蝉の鳴き声を聞き、家人と「やっぱり、今が梅雨明けなんじゃないの?」
「蝉は嘘つかない!」と話していたことを思い出す。

余談だが、要因となった偏西風の蛇行は、日本だけでなくヨーロッパはじめ各地に大きな影響を与えているようだ。

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