2022/6月のメッセージ　[人としての成長を望むなら]

一度しかない人生を、
人として成長したいと望むなら、
どのような出来事に遭遇しても、
それを糧にして、
乗り越えていくことだ。

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今も昔も、自分が遭遇した出来事に対し、なぜか「どうして自分だけこんなことが起きるの？」というようなことを思ったことはなかった。
どんなことも偶然ではなく、当たり前のように起きていることと思っていた。
今度は、そうきたか！　受けて立とうじゃないの。
さて、どうやってやり遂げる⁉
自分で考え、自分の力でなんとかやり遂げてきた。

そんな繰り返しで長い年月を経た後に、それらが自分を成長させてくれるための肥料だった、言い換えれば大切な経験だったことに気づく。
歳をとることを嘆く人もいるが、歳を重ねることの素晴らしさは、そういう過去を振り返って見直せることだという。
決して後悔するのではなく、歳を重ねた今ならどう判断するだろうか？と考えることもできる。
ある意味、クイズを解いて楽しむようなものかも知れない。

私たちの人生は一度しかない。
その一度の人生を、人として成長したいと望むなら、どのような出来事に遭遇しても逃げるのではなく、それを肥料として乗り越えていくことだ。

山道を歩いていると、目の前に大きな岩があった。
さて、どうやって岩の先に進んでいくか。
進むも引き返すも勝手。
このとき、どう判断するか。

人間として、成長するも成長しないも自分の考え方一つだ。