子供心にかえって楽しむ

お昼少し前、とうとう鉛色の空から白いものが落ちてきた。
戸外の温度は3度。
真冬の寒さだ。

こんな日は、気持ちも温かくなるような過ごし方をしたい。
仕事は脇に置いて、好きなことをすることにした。

久しぶりにガラスペンと万年筆を取り出し、思いつくままに言葉を羅列する。
ガラスペン2本と万年筆2本。
万年筆のインクはそれぞれ違う色が入っているので、そのままその色を使う。
ガラスペンはペン先を洗い、何色かのインクを使い分けていく。
ただ文字を書くだけではなく、絵を描いたり水筆でぼかしたり…。
まるで、小さな子供が何色ものクレヨンでお絵かきを楽しんでいるみたい。

子供心にかえって楽しむひととき。
とても大事な時間だ。