電話対応に不慣れ?

携帯電話やスマホが出回っていなかったころ、どこの家庭にも固定電話があった。
ダイヤルをジーコ、ジーコと回す黒電話から、ピッポッパと押すプッシュフォン、さらには子機付き電話へと進化していく。
今や、スマホの普及とともに、固定電話のない家が相当数あるという。
そのスマホもSNSの普及に伴い、「電話対応に不慣れで苦手意識を持つ人が多い」との新聞記事があった。

それによると、
固定電話のない家庭で育ち、固定電話で話した経験が乏しいため、電話対応の仕方がわからない若手社員の研修に力を入れる企業もある…と。

実は昨日、この記事に納得できるような思いをした。
ある件で問い合わせ電話をしたところ、若い女性がこちらの言うことを最後まで聞かず、マニュアルに書かれているような言葉を繰り返すだけ。
思わず「すみませんが、こちらの話を最後まで聞いていただけませんか」と言ってしまった。
すると、「担当者がいませんので」と言うなり、ガチャンと電話を切ってしまった。
正直、その時は少々ムカついた。
と同時に、そういえば、この会社は以前にもこういうことがあったんだよな、と思い出した。
相方君が大変腹を立て、「もうこことは契約解除」と言って、解約手数料を払ってまで契約を解除したのだった。
あれから十数年経つが、まったく変わっていないということ?

そのようなことがあった翌日だけに、固定電話恐怖症、電話対応に不慣れという新聞記事がことさら目についた。
電話対応って、そんなに恐怖かな?

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