立春に相応しい一日

「立春」に相応しい暖かな1日。
何をするのも億劫になるような寒い日に比べ、今日のように天気がよくて暖かな日は、外に出るのも室内で何かをするのも心が弾む。
この暖かさがずっと続いてくれるとよいのだが、人間様の都合のよいようにはいかない。
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、まだまだ激しい寒暖差を繰り返していくだろう。
まさに「春は名のみの 風の寒さや…」。
 
旧暦では、この立春からが一年のはじまり。
したがって、立春が正月ということになり、前日の節分は大晦日の役割を持ち、一年間の厄払いのために豆まきを行う。
また、立春を基準に八十八夜、二百十日、二百二十日など、様々な決まりや節目の日が存在している。
ということなど、若い人は案外知らないようだ。