歳を取るとは

8月初旬に母のところに行って以来、1ヶ月ぶりに行ってきた。
予め知らせることなく三姉妹で訪問したので、驚きと嬉しさで涙を流していた。
8月中はお盆など、それぞれが身動きとれずに間が空いてしまったが、それでも母が家にいるころよりは、みなが頻繁に顔を出している。
いろいろな趣味を持ち、家にいる間は毎日あれこれとやっていた母が、今は環境的に趣味を楽しめる状況にない。
おそらく手持ち無沙汰の日々を過ごしている中で、だれかが来てくれることを心待ちにしていたのだろう。
心の内をなんでも話せる娘たちが来てくれた、と嬉しかったようでもある。
母の知人が、「歳を取るってこういうことですよ」と語っていたと話す母。
何ごとも若いときのようにいかないのは、確かに歳を取った証かも知れない、
いつまでも若いつもりでいる我々も、間違いなく一歩一歩そこに向かっているのだ。
だからこそ、一日一日を大切に過ごしたい。