死ぬのも生きるのも大変

昔から“生老病死”ということばがあった。
人間として生まれ、年老いて、病気になり、やがて死を迎える。
以前、メンタルケアスペシャリストの講座の中で、ある講師(医師)が「今は“生病老死”ですね」と仰っていたのを思い出した。
人として生を受けても、死を免れることはできない。その間には、生活習慣病やさまざまな病にかかるが、医学の発展により寿命は伸びている。
もともと元気で寿命の長い人もいる。
『死ぬのもたいへんだ』という曽野綾子さんの著書があるが、ほんとうに人間は死ぬのも大変、生きているのも大変だと思う。
我が母親を見ていると、つくづく感じることである。
だからこそ、今という一瞬を大切に生きたいものだ。

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