日ごろの健康を過信しない

土曜日、何となく微かな痛みを背中に感じた。
日曜の朝、洗濯の際に風呂水を汲み上げたホースを洗濯機から取り外そうとしたが、なかなか外れない。
力をこめた瞬間に、背中に「うっ」ときた。
その後が、さあ大変。
洗濯機から洗濯物を取り出す、洗濯物を入れたカゴを持ち上げる、洗濯物を干す、何をしても「うっ」とくる。
単純に“痛い”という表現とは違った感覚が走る。
何とか終わらせてソファに座ったが、姿勢を正すこともできない。
横になれば、起き上がることもできない。
そのうち右側前部にも痛みが走り、身動きしてもしなくても「うっ」とくる。
肋間神経痛だ!
見かねた相棒が鍼治療をしてくれた。
かと言って、即時に痛みが取れるものでもない。
外出予定は中止し、静かに静かに、ソロリソロリと過ごしていると、夕方にはかなり楽になった。
鍼の効果かな?
 
日ごろは医者や薬のお世話になることのない私が数年に一度風邪をひいたり、今回のようなことが起こったりするので、相棒からは「鬼の霍乱」と言われる。
肋間神経痛の原因はいろいろあるようだが、ストレスも案外大きな要因となるようだ。
ひとさまには心と体の健康についてもっともらしいことを言っているのに、自分では気づかぬところで体が悲鳴を上げていたのだ。
日ごろ健康だからと過信していてはいけない。
健康だからこそ注意しなければならない。