元気に過ごしていられることに感謝

この1年、私の周囲は人間も家電品も故障だらけ。
エアコン、冷蔵庫、トイレのウォシュレットなどは寿命で、新しいものに入れ替えた。
家電品の寿命は10年というが、10年前後で取り替え部品などがなくなるケースが多いので、結局新しいものを購入することになる。
入れ替え後の検針票を見て、電気代や水道代の大きな違いを改めて見せつけられたような気がした。
購入には費用がかかるが、その後の毎月の使用料金を考えると入れ替えてよかった。
寿命の極めつけは、約40年にわたって時を刻んでくれていた壁掛け時計が動かなくなったこと。
電池を替えても針を調整しても、まったく動かない。
「まだ、100年動いていないよ」などと言ってみたが、ほんとうに疲れてしまったようだ。
なんの変哲もない壁掛け時計だが、上の子供と同じ年数、毎日時を刻みながら見守ってくれていたような気がして、いざ買い替えとなると一抹の寂しさを感じた。
人間がいなくなるのと同じ・・・。
 
我が家は子供たち家族もみな元気だが、私のきょうだい5人のうち3人が、この1年間にそれぞれ1回、2回、3回の手術をした。
もう1人は定期的な検診と投薬が続いている。
見舞いが甲府や河口湖方面に数回となり、ちょっとした小旅行並み。
あるときは買い物を頼まれて運びやのようになるなど、正直大変だったが、それも自分自身が元気だからこそできること。
そう思うと、こうして毎日を元気に過ごしていられることに感謝しなければならない。