2015/8月のメッセージ  [ものごとをしっかり見極める思考習慣]

自分の価値観で安易に「いい」「悪い」という評価をせず、
ものごとをしっかり見極めるという思考習慣を身につける。

*   *   *

「Aさんはよい人だけど、Bさんは悪い人だ」
「Cという会社はよいが、Dという会社はよくない」
などと、評価することがあります。
その根拠は何か?と聞いていると、ある一面だけを見て、自分の価値観と合っているかどうかで「よい、悪い」と評価づけています。
また、誰かの「あの人はよい人だ、悪い人だ」ということばを聞き、自分ではその人をよく知らないのに「あの人はよい人、悪い人」のレッテルを貼ってしまうことも・・・。
こういった傾向は、ものごとに対してもまったく同じことが言えます。
人間にも会社にも、また、ものごとにも多面性があります。
ある一面・一部だけを見聞きして自分の価値観に当てはめ、単純に「よい、悪い」の評価をするのではなく、人に対しても、ものごとに対しても、しっかりと見極めるという思考習慣を身につけることが大事です。
その前提として、自分にどのような思考のクセがあるかを知っておくことが大事です。