ひな祭りの思い出

今日、3月3日はひな祭り。桃の節句(上巳の節句)です。
ひな祭りには雛人形を飾りますが、もともとは人形が身代わりになって邪気を祓うと信じられていたことから、流し雛の儀式が起源とのこと。
また、桃の花には、邪気をはらい、長寿をもたらす力があると信じられていたそうです。
節句が終わったらすぐにひな人形を片付けないとお嫁に行くのが遅れるという俗説がありますが、地域によっては旧暦(4月上旬)に行うところもあり、根拠のない言い伝えのようです。
私が子供のころは、ひと月遅れの4月3日でした。
小学校の新学期が始まったばかり(あの当時は4月1日が始業式)で、3日はまだ早帰り。
親が用意しておいてくれた、ご馳走を詰めた重箱と甘酒の入った瓶とを両手に提げ、近くのレンゲ畑や、時には山の上の公園まで遠出をし、みんなで楽しく食べたものです。
ひな祭りに限らず、季節の行事の思い出がたくさんあるのは、とても幸せなことですね。

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またもや登場、お雛様
雛飾
三人官女の立ち姿、なんとか工夫して折ってみました。
な~んて、難しいことは考えず、至って簡単なやり方です。