2014/5月のメッセージ [ 意識のあり方 ]

結果はすぐに出ない

一つひとつ

少しずつ少しずつ

積み重ねていく中で

ようやく花開く

*  *  *

若葉薫る5月。5月というと、ゴールデンウィークですね。
特に職場や学校など環境が変わった人にとっては、待ち遠しかった休みであるかも知れません。
このゴールデンウィークを過ぎると、昔から言われているのが五月病。
五月病は、新入社員や転勤・転属社員、新入学生などが、環境が変わり1カ月ほど経過したときに、今までの緊張感や今後への不安が生じ、無気力感や不安感、焦りなどが出てくる症状と言われています。
おそらく多くの人が、大小の差はあれ経験することではないでしょうか。
この時期をどう乗り切ったらよいでしょうか。
今の時代、何かを持続できない人が多いと言います。
決して鞭打つ訳ではありませんが、昔から言われていることわざに「石の上にも3年」があります。
(今は昔と違いスピード時代ですから、「3年」が「1年」にも満たない期間かも知れませんが・・・)
いずれにしても、ある一定期間を経ないと、その会社の(学校の)良いも悪いもわからないし、成長も進歩もないということでしょう。
かく言う私自身、ずいぶん昔、知人の紹介である会社の福祉施設創設のための準備室に入りましたが、1週間ほどで辞めてしまった経験があります。
ですから偉そうなことは言えないのですが・・・。
ただ、その時の判断が間違っていなかったことは、数日後のある問題で証明されました。

花は、種を撒いても、すぐには咲きません。
芽が出て、茎が伸び、葉が大きくなり、蕾が膨らみ、
その間水をやり続け、
適期になると花が開きます。
仕事も学業も同じです。
毎日の積み重ねによって結果が出てきます。
したがって、仕事はいやいや、言われたことだけをする人と、そこから何かを学び取ろうという人とでは、大きな違いがあります。
意識の差で大きな違いが出てくるのですね。
一日一日をどう過ごすか。
それはとても大事なことで、その後の人生に大きく影響してくるでしょう。