自転車は凶器にもなる

ここ数年、自転車が原因となる事故が多発し、社会問題となっています。
ここでも、自転車走行について何度か書いてきましたが、5年前に起きた事故の賠償を求めた裁判で、厳しい判決が言い渡されました。
自転車は、幼児から高齢者まで誰でも乗ることができますが、法令上は車両の一つで、道路交通法を守る義務があります。
ところが、交通ルールを知ってか知らずか、車道での信号無視や暴走、
「そこのけそこのけ自転車がとおる」とばかりに、歩道走行で歩行者の間を勢いよくすり抜けるなど、交通ルールを無視した走行が後を絶ちません。
自動車のような運転免許証は必要ないのですが、万一事故を起こした場合、厳しい罰則が科されることを、十分知っておくことが必要です。
最近、車の運転をしなくなった私ですが、助手席に乗っていても、歩道を歩いていても、ひやりとする場面に多々遭遇します。
自分が自転車に乗っても乗らなくても、
自転車は法令上車両の一つで、道路交通法を守る義務がある。
自転車は、乗り方によっては凶器になることもある。
ということを、十二分に心しておくことが必要かと思います。