2013/6月のメッセージ [いない人の悪口や陰口を言わない]

そこにいない人の
悪口や陰口を言うのは
慎みましょう。

言いたいことは
直接、本人に告げましょう。

*   *   *

海外暮らしの経験がある方が、日本と外国ではどちらが好きかと聞かれた。
その人は、99%日本が大好き。
だけど、1%嫌いなところがある、と答えた。
何が嫌いなのか。
日本人は、そこにいない人の悪口・陰口・噂話をする。
言いたいことがあるなら、なぜ直接本人に向かって言わないのか。
フェアじゃないよ。
・  ・  ・  ・  ・  ・
確かに、フェアではありませんね。
自分がいないところで、誰かが自分の噂話・陰口を言っている・・・ そんな場面を想像してみてください。
どんな気持ちになりますか。
昔は、隣近所のおかみさんたちが井戸端に集まって、どこそこの誰それさんがああしたこうしたと、噂話に花をさかせている光景を目にしました。 どうでもよいような話題が多く、最後は笑い話で終わってしまう。 それだけに、人心を深く傷つけるということも少なかったのではないかと思います。
今でも似たような光景がありますが、たわいない井戸端会議のようなものではなく、どちらかというと陰口・悪口、さらには誹謗中傷といった段階にまで発展していってしまうことが往々にしてあるようです。
こうなると、まさしく“大人のイジメ”
大人の世界でイジメがまかり通っているのですから、子どものイジメをなくすのも容易いことではありません。 悪い見本を見せるのではなく、よい見本を見せなければ・・・。
自戒も込めて、そこにいない人の失敗や欠点などをみつけて、まるで鬼の首でも取ったかのように悪口や陰口を言うのは慎みましょう。

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