手を触れること

数日間の予定で母が次姉のところに滞在しているので、長姉と訪ねてみた。
こたつの上に枕を置き、その上に顔を乗せてショボンとしている。
どうしたのかと尋ねると、“大人の塗り絵”を一所懸命やり過ぎたためか、首から肩が痛くて首をまっすぐに伸ばせないのだ・・と。
「それでは・・・」と、久しぶりに母に手を当てる。
待ってました!とばかりの母。
しばらくの間、手を当てながら姉たちと話をしていると、ムクッと顔を持ち上げ話の輪に加わる。
すっかり回復したようだ。
レイキ云々より、娘たちの顔を見、だれの手でもよいから手を触れてもらうだけで年老いた親は嬉しいのだ。
もっと親孝行しなければ・・・と反省。