2人のシュトラウス

今日は久しぶりの東フィル『午後のコンサート』
飯守泰次郎さん指揮・ナビによる、
ヨハン・シュトラウス2世 
リヒャルト・シュトラウス
2人の特集だった。
ヨハン・シュトラウス2世は、「皇帝円舞曲」や「美しく青きドナウ」などワルツやポルカ
リヒャルト・シュトラウスは、交響詩やオペラ
人それぞれに好みがあると思うが、
聴いていて心地がよいのは、ヨハン・シュトラウスの曲。
今日の最高傑作は、『雷鳴と稲妻』の飯守さんの指揮。
稲光、雷鳴、雨、
風に飛ばされそうになる傘・・・
各楽器で曲のイメージが表現されているが、
飯守さん自身がそのシーンを指揮の中で表現した。
演奏中は観客が笑い、
曲目演奏終了後は、奏者もみな大笑い。
奏者は笑いを必死にこらえていたのかな?と思うと、益々おかしくなった。
作曲家や曲の解説をしながらの『午後のコンサート』は、
堅苦しいコンサートと違い、気軽に楽しく聴けるのがよい。

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