スペイン その4


3日目(10/12)は、土居先生をお迎えしての交流会。
光の祈りと瞑想、土先生のお話、一斉霊授、レイキ回しなどを行う。
これらが終わると先生はマドリッドまで戻られた。
休憩後はデンマークの歌手でもあるTさんによるボイスヒーリング、そして歌でフィナーレとなる。

最後にスパイラルをやろう!という声があがり、皆が外に飛び出し、自然の中でのレイキスパイラルが行われた。
いやあ~、これも熱かったです。
名残惜しく、いつまでも続くスパイラル・・・
昼食になかなか行かないので、業を煮やしたレストランの方が「早く来い!」(たぶんそう言っていた)と迎えに来る一幕も・・・。

一旦会場に戻り、研鑚会参加者に参加した証が渡された。
12日、17:00ごろパレンシアを後に、一路マドリッドに。
バスの中では後部座席に席を取り、眠って帰ろう・・・のつもりが、とんでもないことに。
歌や踊りまで飛び出し、修学旅行のような帰路となった。
(私も、歌って踊ってしまったのだ)
1日のサイクルは、
9時~朝食
10時~14:00 午前のプログラム
14:00~ 昼食・シエスタ
16:00~20:00 午後のプログラム
21:00~ 夕食
22:00~ 夕食後のプログラム
なんてったって、陽気でのんびりムードのお国柄。
時間も、あってないようなもの。
楽しく陽気に、今日できることをやればよい・・・
そんな雰囲気の中での研鑚会だった。
日本の価値観に合わせると、「心配」ということばがつきまといそうだが、レイキに対する理解・認識は、日本人以上かも知れない。
研鑚会、交流会は、他から特別なゲストを招いてのイベントではなく、参加者の中からそれぞれにプログラムを受け持ち、他の参加者を巻き込んで全員で作り上げていく。
研鑚会の意味を見事にクリアするものだった。

そして、何よりも共感したのは、1日の行事が終わると必ず主催者に全員でヒーリングをしたこと。
お互いの信頼関係の上に成り立っているものと思うが、レイキ実践者である前に、一人の人間として自然に湧き出てくる感謝の気持ちだろう。
外国語が不得手な私や同行者のために、どの場面においても必ず通訳をしてくれる方が隣にいてくれた。
だが、フリータイムでは数少ない英単語と身振り手真似でコミュニケーションを取る努力をした。
結果、ちゃんと気持ちが通じ合った(と思う)。
下手にことばを駆使するより、心が通い合ったのではないだろうか。
ことばだけに頼ってしまうと、ほんとうに伝えたいこと、魂のつながりを絶ってしまうのかも知れない。
これは、何ごとにおいても同じかも。
3年前にマザーステラでマスター認定したスペイン人女性Sさんも、私が研鑽会に参加することを現地の情報で知り、急遽参加された。
彼女は、現在セミナー開催などの活動をしているが、マザーステラでのセミナーを通して、テキストに書かれている部分だけでない、もっと奥深い部分についてたくさん学ぶことができたと語ってくれたことは、とても嬉しかった。
ここでも、ことばの壁を越えて意思の疎通ができていたことを確認できた。
 

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