何に試される?

読売新聞朝刊の連載小説『草原の風』宮城谷昌光著に、「男子が志を持てば、かならずためされる。人にためされ、地にためされ、天にためされる。ただし天にためされる者は、数百年にひとりの人だ。みなは勘ちがいをせぬように」と書かれていた。
男子が志を持った場合のみならず、我々人間には、常に様々なお試しがある。
そして、よく聞くのは「天から試されている」という言葉。
天に試される者が数百年に一人の割合であるならば、「天から試されている」と思う人が、なぜこのように多いのだろうか。
人に試されている、地に試されている、と思う人はいないのだろうか。
みな、自分の都合のよいように考えているとしか思えない。
いずれにしても、目の前に「えっ?」と思うことや難題が持ち上がった時は、自分への何らかのお試しであることに間違いないだろう?
そして、これを楽しく処していけるだけの心のゆとりを持てることが、何よりも必要なことかも知れない。

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