春は名のみ? 

都内でも最低気温が氷点下という、今冬一番に冷え込んだ立春を迎えた。
春は間違いなく近づいてきてはいるが、まだまだ「春は名のみ・・・」で風は冷たい。
世の中も、冷たい風が吹きまくっている。
暖かく、和ませてくれるような話題はなく、これが大人のすることか? 次代を担う子どもたちの見本になるのか?と思うようなことばかり。
天下を取ってしまえば何をしても良いのか、結果さえ出せば何をしても良いのか、と小学生までもが矛盾を感じて口に出すほどの風潮が蔓延っている。
大人は子どもの鏡? 
子どもは大人の鏡? 
反面教師という考え方もあるが、社会全体で子どもを育てていこうという考えが本物なら、大人は子どものよき見本となるような行動をしなければならないだろう。
今の社会にほんとうの春が訪れるのは、まだまだ先のようだ・・・。

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