2009/5月のメッセージ

      「○○しなければならない」
    「○○すべきだ」
    「○○は、こうあらねばならない」 
     あなたは ネバーさん?
     それとも ベッキーさん?
     心のくせで
     がんじがらめになっていませんか?
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この連休中に何日か出かけるにあたり、心のどこかで<あれもこれもやらなければならない。
遊んでいる暇などない>と、密かに思っていた。
その反面、<たまには仕事のことを忘れて息抜きをしたい>という気持ちもあった。
 
実はHPをリニューアル中で、5月に入ったらすぐに更新したかったのだ。
だが、<まあ、いいわ。連休が終わってからにしよう>と腹を決めた。
以前の私なら、徹夜をしてでも何とか間に合わせ、更新してから出かけただろう。
考えてみると、HPの更新をしてもしなくても、他者に対する影響はないのだ。
他者に影響を及ぼすことなら期限を守らなければならないが、単なる自己満足に過ぎない。
 
私たちは、小さい時から「こうしなければならない」というように、「ねばならない」あるいは「すべきだ」という考え方が根付いてしまい、それが心のくせとなっている。
自分で自分を見えないロープで縛り、がんじがらめになり、身動きができない状態となってしまう。
 
物事には、「こうであらねばならない」と決まっていることはない。
一つのことでも、角度を変えれば全く違ったものに見えてくる。
だから、いつも同じ方向から見たり考えたりするのではなく、違った方向から眺めることも大事だ。
自分を縛っているロープ(心のくせ)を解き放ち、自由になってみてはどうだろうか。

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