案外気づいていないこと

目の前を、ガラガラ、ズルズルとキャリーバッグを引いて歩いている人がいる。
バッグはその人よりかなり後ろの方を、やっとついていくかのように引っ張られていく。最近、このような姿を見かけることが多い。
いきなり止まれば、その後ろを歩いている人は、バッグに蹴つまづいてしまう。
また、バッグを引く人がゆっくり歩いていると、蹴飛ばしたくなることもある。
実際に、キャリーバッグと人間との衝突事故が、案外多いらしい。
新幹線車内の電光掲示板に、「キャリーバッグと人間との衝突事故が多いので、十分気をつけましょう」というようなテロップが流れていたのを思い出す。
ずいぶん前のことだが、新幹線に乗るため新横浜駅構内を歩いている時、若い男性がキャリーバッグを自分の体側に添わせるように引いて歩く姿を見たことがある。
誰の邪魔もせず、しかも見た目も美しい。
<あのように引いて歩けばいいんだよ>と、思わず呟いたことがあった。
自分が少しでも楽であることは大事だが、他者に迷惑をかけていることに気づかない人が多い。
キャリーバッグを引いて歩く時は、十分注意したい。

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