箱根合宿と綾雲(あやぐも)

28~29日は、NPO現代レイキの会主催の箱根合宿研修会でした。
昨年は、長野飯綱高原で夏に行いましたが、今夏は癒しフェアやその他の都合のため「紅葉の箱根で・・」ということになり、今回の開催となりました。
1日目(28日) の土居先生にお願いした研修会はあっという間に時間が過ぎ、夜の懇親会、さらにその後もいろいろな質問や話題に花が咲きました。
賑やかな、そして楽しい時間を皆さんと共有することができましたが、参加者の中にはカルチャーショックを受けた人もいたようです。
往路は町田から箱根湯本までロマンスカー。湯本からはどうしようかと考えた末に登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイを利用しましたが、行楽シーズンだけあって混雑も並ではありませんでした。
ケーブルカー、ロープウェイに至っては、まるでディズニーランドやディズニーシー並の長蛇の列。
これでは受付をしなければならない私たちが遅れてしまいそうと、時間を気にしながら、傍目を気にしながら、ロープウェイの中でおにぎりを頰ばりました。
天気がよいので早く着いたら芦ノ湖畔で食べようと調達したおにぎりが、ロープウェイの中で食されることになったのです。
それでも、前日の風雨で澄み切った青空に一際映える富士の雄姿をロープウェイから眺め、大変晴れ晴れとした清々しい気分で現地入りができました。
2日目(29日) のチェックアウト後は、希望者だけ観光を楽しみました。
箱根の紅葉は、今年は1ヶ月ほど遅れているとのことで、まだらに薄く色付き始めたところがある程度でしたが、海賊船や箱根神社を十分楽しむことができました。
帰路はバスにしようと考えていたのが、結局またロープウェイとケーブルカーに。
ロープウェイからは前日のように富士は見えなかったものの、珍しい綾雲を見ることができました。
何かとても幸せな気分でした。
綾雲
綾雲(あやぐも)は彩雲(さいうん)とも言い、昔は吉兆の知らせを示す雲と言われたとか。
彩雲は雲に現れる色彩で、基本的には光環と同様、雲の水滴による光の回折だそうです。
ときには不規則に並び、ときには雲の縁辺にほとんど平行な帯状で現れ、緑色や桃色が卓越し、パステル画のような色合いをもっている現象のことです。
富士山
28日 大涌く谷~桃源台のロープウェイから見た富士
やはり、冠雪の富士が美しいですね。
静岡と山梨、どちらから見た富士がよいかということが論争されますが、私は山梨側から見た富士の方が好きです。

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