「夏も近づく八十八夜・・・」

「立春」から数えて88日目の今日は『八十八夜』
二十四節季とは別に、生活の中に溶け込んだ年中行事などの中から生まれた雑説だそうです。
「夏も近づく八十八夜・・・」という唱歌(「茶摘み」)でも歌われているように、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
また、「八十八夜の別れ霜」と言って、八十八夜になると関東から西では霜の心配がなくなるとか。
気候が穏やかに安定し、本格的な農作業が始まる節目で、お茶摘みもこの時期に始めるのだそうです。
立夏ももうすぐ。
暦の上では夏になりますが、今年は4月に入ってから不順な天候続きで寒かったため、本当に気候が穏やかに安定するのかな?と思ってしまいます。
4月は1日と30日、最初と最後が夏日でした。
そこで思い出したのですが、今の季節は案外紫外線が強いということをご存じですか?
5月頃は、シミの原因となる紫外線B波の量は8月の約80%、シワの原因となる紫外線A波は8月に勝る強さだそうです。
「ちょっとだけなら・・・」と、ついつい油断してしまいますが、紫外線が強くなり始める今だからこそしっかり肌を守ることが必要なようです。

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