米寿の祝い

母の米寿の祝いでした。
遠く海外在住やどうしても都合がつかない(母の)孫たちをのぞいた、子ども、孫、曾孫らが参集し、賑やかに母の米寿を祝いました。
何年ぶりかに再会した姪や甥たちが立派に成長している姿を見て、喜びと共に自分自身が歳を重ねていることを改めて感じたのは私だけではなかったようです。
親も子も、孫も曾孫も、年齢を超えて共に語り合い、楽しい一時を過ごすことができました。
母が三十数年書きためてきた短歌、数千首の中から800首余りを仕事の合間に少しずつデータ入力し、途中頓挫しながらも編集・校正を重ね、やっと歌集としてまとめ上げ、この日に間に合わせることができました。
この歌集は、いわば母の日記のようなもの。
歌を詠み始めてからの三十数年間、その折々の出来事や心情が歌に詠み込まれおり、母だけでなく私たち子供にも、その歌から様々なことが懐かしく思い出されました。

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