たからもの

アイちゃんの宝物は、1歳の頃から持っているミッキーの人形です。
寝る時はもちろん、どこに行くにも手放せませんでした。
今では外出する時は持ち歩きませんが、寝る時はやはり一緒に布団の中に入れてあげています。
人には、何らかの“たからもの”と言えるものがあります。
子どもの時から大好きだったぬいぐるみ、何かの記念品、母校のバッジ、LP版レコード、キーホルダーなどなど。
高価な貴金属や骨董品といった類のものではなく、傍から見るとガラクタと思えるようなものであっても、当事者にすると何物にも変えがたい何かを“宝物”として大事に持っていることがあります。
押入れや戸棚の中を整理しながら、<これ、どうしようかな?思い切って捨てようかな?>と手にしてしばらく眺めるものの、結局もとの場所に収まってしまいます。
子どもがいる家庭では、子どもの思い出の品々が溢れかえるようになっても、処分できないことがしばしばです。
私も、宝物?がいっぱいありましたが、引越しを機に、かなり思い切って処分しました。
そんな時ふと考えたのが、大きなものは写真として残すことでした。
その写真もたくさんになると、思い切って整理したくなってきます。
そうこうしているうちに、必要なものだけが残るようになってきます。
そして、最後に大切な宝物は、心のアルバムの中にしっかりと収められているのです。
必要な時に、扉を開いて見せてくれます。
大切なものは、なかなか手放すことができません。
しかし、このように宝物をしまうこともできます。
アイちゃんの大切な宝物は、いつアイちゃんの手から放れていくのかな?

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