『お母さんは勉強を教えないで』 

『お母さんは勉強を教えないで』
藤沢市在住の見尾三保子さんという方が、約40年の塾経営の経験をもとに、子どもの能力を伸ばす“秘訣”として綴ったものです。
「親が子どもを作るのではなく、子どもが自分で作る」
「教育とは、子どもから理解する喜びと意欲を引き出すこと。
決して親が勉強を押しつけるべきでない」
と言っています。
確かに、親が無理やり教えこまなくても、興味を持った時に真剣に答えてあげることで意欲はどんどん深まり、いつの間にかいろいろなことを知り、覚えてもいきます。
しかし、子どもが次第に成長するにつれ、
<うちの子は勉強しなくって、どうしたら勉強するのかしら?
いくら言ってもだめなのよ>と。
子どもは子どもで
「勉強しようと思っていたのに、言われたからやる気がなくなった」
などと、現実問題となると正直言って深刻です。
出版後、かなり反響があるそうです。
子どもの勉強について悩んでいらっしゃる方、参考に読んでみてはいかがでしょうか。

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