年賀状書きの楽しさを知る

12月も半ばになると、「年賀状を書かなければ・・・」という声が耳に入ってくる。
年賀はがきが11月初旬に発売されると、「ああ、もうそんな季節か・・・」と思うのだが、実際に行動に移るのは12月も半ばになってから。
自分で撮った写真を加工して印刷し、宛名は「下手な字だな~」と苦笑しながらもなんとか手書きにする。
裏面は印刷だけでは味気ないので、宛名書きをしながら一人ひとりに添え書きする。
些細なちょっとした言葉でも少しは温かみがあるかな?と思っていたのだが、後になってみるとそうでもないことがわかった。
 
今年は一念発起、ではないが、この1年やってきた筆ペンを使っての伝筆文字で年賀状を書いた。
まだまだ思うようにはいかないが、一人ひとりを思い浮かべながら筆を運ぶ楽しさは時間が経つのも忘れる。
平成から令和に変わったのを機会に、年賀状書きはやめようかなと思っていたのだが、逆に書く楽しさを知ってしまった。