自身の言動を省みる余裕をもって過ごす

出先での出来事から感じたこと。
以前は「若い者は・・・」という言葉をよく耳にしたものだが、最近は若者に劣らず、いやそれ以上に「最近の年寄りは・・・」という言葉を使いたくなるような出来事を目にすることが多くなった。
若者であれば「まだ世間というものを知らないから」と多少大目に見ることも、そのうちわかるようになるだろうという期待も持てる。
だが、多くのことを経験し、そこから学んでいることも多いはずの大人が常識外れのことをしたり、集団行動の中で決められたルールを守ることができなかったりするのはどういうことだろうか?
ルールがあることを知らなくて守れなかったのではなく、よくわかっていて守らない。
そのために相手に不愉快な思いをさせても、身勝手さから、その行動が正当であるかのように公言する。
 
若い人から見ると、私自身も十分に年寄りの部類に入る。
だが、それこそ「いい歳」をした大人が非常識なことをしたり、身勝手さでルールを守らないなどということなどは到底できない。
日本人の品格が落ちている、常識が常識として通用しない(非常識が常識のように思われている)と言われる昨今、私自身も含めて、自身の言動を省みる余裕を持って過ごしたいものと思う。