特別展のはしご

東京国立博物館で開催されていた、天皇陛下御即位30年記念の『両陛下と文化交流』特別展に行ってきた。
宮内庁に所管されている皇室ゆかりの作品の中から、天皇陛下ご即位の儀式の際に制作されたという屏風、両陛下が外国訪問の際に持参して紹介された数々の作品、皇后様がお召しになられたイヴニングドレス、天皇陛下2歳のお誕生日のお祝いに拝領されたという御着物などが展示されていた。
それぞれの品々を自分自身の歴史に合わせながら観たり、「これって、そうなのか!?」と納得したり・・・。
 
鑑賞後、せっかくだからと、同博物館での『東寺 空海と仏像曼荼羅』特別展も観てきた。
この展示会の紹介文から引用させていただくと、仏像曼荼羅は空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる21体の立体曼荼羅だが、その中から15体(このうち、国宝11体が出品されたのは史上最多とのこと)を展示。
その他に彫刻、絵画、書跡、工芸などの密教美術が展示されていたが、空海がもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いているとのこと。
東寺は好きなので何回も行っているが、現地では見ることができないものや仏像を間近で観ることができ、見応えは十分だった。
 
通常、展示会では撮影禁止となっているが、今回特別に『帝釈天騎像像』の撮影が許可されていた。
そこで、パチリ!!
 
帝釈天騎像像_1
 
帝釈天騎像像_2
 

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