電車内での異様な光景

ここ数年、電車内の風景が変わっている。
以前は居眠りをする人、居眠りを装う人、漫画を読む人、文庫本を読む人の姿が多かった。
そのうち、当たり前のように化粧をする女性の姿が目立つようになり、隣に座って化粧を始めると、その香りのきつさに辟易することも多かった。
車内で化粧することに対し、世間の厳しい目が向けられるようになると、次第に減ってきた。
すると、今度はスマホ。「猫も杓子も」といった言葉がピッタリのように・・・。
ゲーム、SNS 、デジタル新聞、小説などなど内容は様々だと思うが、とにかくスマホに見入っている人の何と多いことか。
1つの車両内だけでも、7人掛け座席に座っている人7人中の5人はスマホに釘付け、あとの2人は居眠りか本を開いているといったところ。
私自身も電車に乗ってすぐにスマホを取り出すことが多いが、急ぎのメールが入っていないか確認し、あとは本を取り出して読んでいる。とは言っても、すぐに目が疲れて目を閉じてしまうことが多いのだが。
電車内での「スマホ片手に」の光景を異様に感じるのは私だけだろうか?