ローカル列車の小さな旅

“ローカル列車の小さな旅” をしてきた。
手術後のリハビリのため、リハビリ病院に入院している兄を見舞ってきたのだ。
目的地まで約2時間。特急を利用すれば30分ほど時間短縮できるのだが、同行の姉の最寄り駅には特急が停車しないため、やむを得ず各駅停車で向かう。
病院にいる時間はわずか。電車に乗りに行ったようなものだ。
今日だけでなく、母の様子を見に行ったり片付けに行ったり、最近はこのような小さな旅が続いている。
車窓から見る風景は懐かしいものではあるが、その風景も少しずつ変わっている。
自分が年老いて変わっていくように、町並みも、そこに住む人々も、みな変わっていくのは当たり前なのだ。