顔が見えない電話での応対

営業電話というのは、職場に限らず個人の家庭にもよくかかってくる。
最近気になるのは、“どこ” の ”だれか” を名乗らず、いきなり「○○さんいますか」と聞いてくること。
「失礼ですけど、どちらさまでしょうか?」と問うても、まだ自分の名前を名乗らず「○○さんいますか」を繰り返す。
常識的に言うと、電話をかけるときは最低限「○○の△△と申しますが、□□さんはいらっしゃいますか」ではないだろうか。
 
数日前、iPhoneがストライキを起こし、ウンともスンとも言わなくなってしまった。
これまでiPhoneは何機種か使っているが、このようなことは初めて。
お手上げ状態でアップルのサポートセンターに電話した。
こういう場合は名前を名乗らなくても良いのかも知れないが、一応名前を名乗り、どのような状況で電話をしたのかを説明した。
すると、問題解決のためにこの後どうしたらよいかを、ゆっくりとした口調で、とても丁寧に、わかりやすく、こちらの作業進度に合わせて説明してくれた。
これは当たり前のことかも知れないが、途中でかけてくださる言葉が違うのだ。
おかげで無事復旧し、いつも通りに使うことができている。
初めてiPhone(Apple)のサポートを受けたが、担当してくださった方の対応は、ほんとうに満足できるものだった。
 
電話では顔が見えないだけに、声の調子(トーン)や話し方も重要になってくる。
顔が見えないからこそ気をつけなければならない。