ものごとの本質を見極めるために必要なこと

目の前の現象に一喜一憂し、まだ起こってもいないことに不安を感じたり、「世間でこう言っているから」「みんなが言っているから」と、事の真偽がわからぬまま風潮や感情に流されてしまう、ということがよくある。
確かに、だれでも、将来あるいは何かに対して不安を感じたり、疑心暗鬼になったりすることはあるだろう。
だが、そんなときは物事の本質は何かを見極めるために、冷静に受け止め、客観的に判断することが大事だ。
そういった習慣が身につくと、他人の言葉や感情に軽々と流されたり、目の前で起こった出来事に動じたり、漠然とした将来への不安を感ずることもなくなってくる。
どんな状況にも適応できる精神を身につけることは、不安定な世の中であればこそ必要なことではないだろうか。