懐かしい袋もの

母の部屋の片付けをしているとき、とても懐かしいものを見つけた。
数十年も前に手づくりしてプレゼントした、袋ものとがま口。
長男がお腹にいるころから育児休業中、遊んでいるのはもったいないと勉強を始めた袋もの。
その初期に、適当にデザインを決め、残り布を利用して作った作品(と言えるほどのものではないが)
よく見ると、縫製もきれいではない。
 
40年前の手づくり袋もの
 
結構使い込まれているようではあるが、よくぞこれまで大事にとっておいたものだ!と感動。
何でもかんでも捨てずにとってある・・・と半ば呆れながら片付けをしていたが、おそらく“娘が作ってくれたものだから”と捨てることができずに大事にしまい込んでいた気持ちを思うと、何とも言えない複雑な気持ちになった。
私もその場では処分する気になれず、家に持ち帰った。
そして、似たような物を作ってみた。
 
新作袋もの
 
残り布利用のため、かぶせ部分が短いことと、さらに入り口が狭いと入れにくいと思い口幅を広くしたので、見た目はあまり格好よくない。
前面に2ポケット、背面にファスナー付きポケット、内側前面及び背面にポケットを付けたので、インナーバッグとして重宝しそう。
袋の側面には小さなループを付けておいたので、紐を付けるとポシェットとしても使用できる。
昨年、インナーバッグ兼ポシェットを作ったが、少々小さくて長財布が入れにくかった。(出来映えは、この方がよかった)
だが、これなら大丈夫。自分では結構気に入った。