思いつきの小さな旅

朝から冷たい雨が降る中、所用のため埼玉まで出かけた。
その帰路、せっかくだからと川越に回る。
約20年前に友人と行ったとき以来だ。
「蔵の町」「時の鐘」、そこからやや離れたところにある喜多院の「五百羅漢」のことは鮮明に覚えていたが、あとのことは記憶が定かではない。
川越蔵の町
 
たぶん、20年前とは多少様相が変わっているのだろう。
町並みを歩いていると、大きな声で外国語が飛び交っていることに気づいた。
結構来てるんだ…。
時折、目に止まったお店をひやかしながら歩いていると、既にシャッターを下ろすお店も出てきた。
日脚が長くなってきたとは言え、この時季、雨上がりで夕方5時近くともなると寒い。
早々に車に乗り込み、川越を後にする。
思いつきの小さな旅が終わった。